シャトル搬送の原理

シャトル搬送の原理を簡単に説明すると、上図のように3組の搬送バーでワークを順送りすることで搬送するというものです。
図の赤いワークは、黄色の搬送バーに載った状態で前へ搬送され、オレンジの搬送バーは、黄色の搬送バーよりも低い位置で次にワークを送るために早戻りをしている状態を示しています。
このあと、オレンジのバーが上昇すると同時に黄色のバーは下降して、今度はオレンジのバーに載ってワークは前進します。
この動きを繰り返すことにより、連続してワークを搬送することになります。
従って、ワークをすべらせることも持ち上げることもなく、搬送することができます。
−新しい方式の搬送装置として、現在特許出願中です。−


上の動画は、デモ用装置の実際の動きをハイスピードカメラで撮影したものです。

適用例1(カーブ一体型コンベア)

下の動画は、メッセナゴヤ2009に出展しましたデモ用コンベアです。

シャトル搬送をベルトを使用しないカーブコンベアとして試作してみたものです。
ベルトを使用しないことでさまざまなメリットが考えられます。
◎駆動は、カーブの部分も含めて1つのモーターです。
◎ベルト、チェーンのようにリターンがありません。
◎搬送前後工程との乗り移りがスムーズです。
◎進行方向を選ばず、駆動機構の配置は自由に設定可能です。

下図は、洗浄機内への搬送装置としての適用例です。(搬送路をカーブにすることも可能です。)
実際の装置への適用は、製作仕様をご連絡いただいてのオーダーメードになります。

適用例2(無振動式パーツフィーダー)

下の動画は、メッセナゴヤ2009および2010に出展しましたデモ用リニアフィーダーです。
シャトル搬送を無振動式のリニアフィーダーとして試作したものです。
振動がないことなどにより、さまざまなメリットが考えられます。
◎従来の振動式では搬送が困難なワークに対応できます。(薄物、軽量ワーク)
◎振動による騒音がなく、作動が静かです。
◎モーターによる駆動なので、搬送スピードが幅広く調整できます。

下の写真は、ネジフィーダーに応用した場合のデモ用模型です。
メッセナゴヤ2010において展示とデモを行いました。
実際の装置への適用は、製作仕様をご連絡いただいてのオーダーメードになります。

適用例3(紙箱ストックコンベア)

下の動画は、本方式を紙箱のストック装置に適用した事例です。

前工程の機械が箱に部品を自動的に投入後、空の紙箱と入れ替えを行う装置で平面的に約15個の箱をストックできます。
◎紙箱の底面を滑らせることなく搬送させています。
◎空箱のような軽量物も安定して搬送しています。
◎生産ラインの一部として現在稼動中です。(2010年6月納入)